考える力
2020.02.12
おはようございます。
野球ファンの私にとって悲しいニュースがありました。
野村克也さん、死去。
球界屈指の名将と知られた野村さんと言えば『ID野球』。
でも、実際は『ID野球』というキャッチフレーズが嫌いだったそうです。
野村さんは、
「社会に通用する人格、知識を持ち、考える野球を知っていて、技術と体力を持った選手が揃えば監督は要らない。
究極の自主性野球。それが理想の野球だ」と。
これは野球に限らず、どの世界においても言えることだと思います。
人間、頭を使わないと退化する・・・と言われますが、考えることを止めると、成長が止まってしまうように思います。
与えられた仕事しかしない、言われたことしかしなくなると、それはロボットと同じなように思います。
今の若い世代は言われたことしかしない、とよく耳にしますが、若い世代からすれば、言われていないからしない、と反論してくるかもしれませんけどね笑
娘たちが「これって、どうするん?」と聞いてくると、私は必ず「どうすれば良いと思う?」と聞き返します。
答えを言うのも聞くのも簡単ですが、例え間違っていたとしても、自分で考えて出した答えであれば心に残ってくれると信じています。
今の時代、便利なものがたくさんあって、自分で考えなくても簡単に答えが見つかりますが、娘たちには、敢えて、自分でいろいろな考え方ができる人間になってほしいと思っています。
最後になりますが、野村克也さんのご冥福をお祈りいたします。